Apache Tomcatとは?Webサーバとの違いと役割を解説
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結論:TomcatはJava Servlet・JSPなどのWebアプリケーションを実行するコンテナで、単独でHTTPリクエストを受ける機能も持ちます。
この記事の対象と位置付け:Tomcatを“動的処理だけのAPサーバ”と覚えて混乱した方向けに、コンテナ、Webサーバ機能、Apacheとの役割分担を整理します。
2026年時点の注意:Apache HTTP Serverとの連携は必須ではありません。TLS終端、複数バックエンド、既存の静的配信や運用要件がある場合にリバースプロキシを検討します。Tomcat系列ごとのServlet/Jakarta仕様とJava要件も確認してください。
概要
Apache Tomcatとは何なのか。JavaでWebアプリケーションを作る時に使いますが、具体的にどの様な機能を提供しているのか解説します。
目次
- Apache Tomcatとは何か
- Apache Tomcatが提供する機能
- 2-1. 通信の接続制御機能
- 2-2. 複数通信の制御機能
- 2-3. 実行するアプリケーション制御機能
- まとめ
1. Apache Tomcatとは何か
Apache Tomcatとは通称Tomcatと呼ばれます。(以降、Apache Tomcatの文言をTomcatに言い換えて説明します。)Tomcatとは、以下のTomcatのサイトでは、英語で「The Apache Tomcat® software is an open source implementation of the Java Servlet, JavaServer Pages, Java Expression Language and Java WebSocket technologies.」と説明されています。
直訳すると「Apache Tomcat®ソフトウェアは、Java Servlet、JavaServer Pages、Java Expression Language、Java WebSocket技術のオープンソース実装です。」となります。
「Java Servlet、JavaServer Pages、Java Expression Language、Java WebSocket技術」とはJavaでWebアプリケーションを動かくための技術となります。
つまり、簡単に説明すると、Tomcatとは「WebアプリケーションとしてJavaを動かすためのベースとなる機能」を提供しています。
2. Apache Tomcatが提供する機能
Tomcatが提供する機能はたくさんあります。以下のTomcatのサイトのページを見るとTomcatが提供する機能の全体を理解することができます。
https://tomcat.apache.org/tomcat-9.0-doc/index.html
全てを読むことは時間がかかるので、Tomcatを理解する上で重要な技術に焦点を当てると「通信の接続制御機能」「複数通信の制御機能」「実行するアプリケーション制御機能」の3つがあります。
2-1. 通信の接続制御機能
Tomcatはユーザのリクエストを受け付けてサーバと接続する仕組みを提供します。以下の図の様にパソコンからブラウザで「https://~」と入力すると通信が発生します。
この時に通信を開始するためには、サーバへ接続する必要がありますが、Tomcatが接続する仕組みを提供してくれています。
2-2. 複数通信の制御機能
Tomcatは複数のユーザから通信が発生した場合に同時に処理するための仕組みを提供します。以下の図の様に、複数のユーザがサーバへアクセスしたとします。
この時に1ユーザずつ順番に処理するではなく、並列で複数のユーザからの通信を開始する仕組みをTomcatは提供しています。
2-3. 実行するアプリケーション制御機能
Tomcatは実行するアプリケーションを振り分ける仕組みを提供します。Tomcatには複数のアプリケーションを配置することが可能です。以下の図の様に複数のアプリケーションがTomcat上にあるとします。
この時にどのアプリケーションを利用するかをTomcatはURLにより判断する仕組みを提供します。
3. まとめ
TomcatとはJavaでWebアプリケーションを作る時のベースとなる機能を提供し、通信部分の制御であったり、実行するアプリケーションの制御を行ったりします。
最後までご覧いただきありがとうございました。


